人生は旅行だ

わたしたちの生活は、地球の上を旅行をしているようにもみえるなと、最近思います。物理的に、引越ししたりすることもあるでしょうし、住んでいる場所とは違う場所を訪れることもあると思います。そういった一般的な「旅行」という意味を、さらにもっと広げて解釈してみませんか。

歳を重ねて、小学校、中学校、高校、大学、仕事、など、年齢に応じて活動する場所、かかわる人も変わってきました。就職したらあとは同じ毎日でレールを進むだけだと思っていたけれど。。。

大人になってからの方が時間は長くて

私たちの人生は、少しずつ歳を重ねながら、さまざまなライフイベントが起こります。そのたびに、わたしたちは傷ついたり、よろこんだり、笑ったり、泣いたりして、姿や形、心も変わってきたような気がします。

そう思った時、なにかを補給する場所、どこかへ行くために乗り継ぐ場所、のようなものが、目に見えない場所として大切だったりするのかなと思うようになりました。

トランジットとは、「1:通行すること。通過すること」「2:航空機で目的国に行く途中、給油その他のために一時他国の空港に立ち寄ること」「3:インターネットで、プロバイダーが相互にネットワークを接続する方法」。
または、トランジット法というと系外惑星の探索法。惑星が主星の前を横切るときのわずかな明るさの変化を観測することで、惑星の大きさや公転周期を推定する。ケプラー宇宙望遠鏡で採用され、数多くの系外惑星が発見された。

見えない何かを補給する場所

家と職場の往復だけではなく、ふらっと、どこかに立ち寄ってみたり。そして休日は、通勤とは違う景色を見に行ったり。ぼーっとしたり。新しい発見があったり。季節の花の香りを感じたり。

店名のトランジットにはいくつかの意味が込められています。わたしたちは、家庭、仕事場、で過ごすことがほとんどです。しかし、かつてゆたかな時代には、家庭でも仕事場でもない、「サードプレイス」と呼ばれる「社会のくぼみ」のようなものがありました。

サードプレイスとは、家庭や職場とは異なる「第三の場所」という意味です。 日々のストレスから解消され、自分らしく過ごせる場として、家庭や職場以外でリラックスができる居場所が必要だという考え方もあって注目されています。

宇宙の視点を持つということ

トランジットには、もう1つ意味があります。星占いの世界で「トランジット」いうと次のような意味があります。

トランジットとは特定の時期の天体の配置を表したもの。

その天体の配置を描いたホロスコープ(天体図)をトランジットチャート(経過図)と言います。

今現在、または占いたい特定の時期があれば、天体(星)がどのような配置で運行しており、それら天体がその人に、どのような影響を及ぼしているのかということを見ることができるのです。

つまり、その人自身がどうするかということではなく、周囲からどのような影響を受けるのかが分かるということです。

古来から、人は「惑星」や「星」に喩えられてきました。普段の生活では、個人であり、一人の人間ですが、宇宙の視点で見てみると、わたしたちはまるで星のように、惑い、行ったり来たりして、互いに引力や重力などに引き寄せられて生きているのかもしれないなと、不思議なことを思うようになりました。


アトリエ

アトリエとは、画家,彫刻家,写真家などの仕事場をいうフランス語。天井を高くし,空間的にゆとりをつけたものが多く,採光,照明に工夫を要する。19世紀には,それまでの工房に代わる美術教育の場としても機能した。

画家、彫刻家や職人の仕事場、または芸術家の塾。18世紀末から19世紀にかけて、それ以前は集団制作と徒弟修業の場であった工房は、とりわけ芸術家の教育の場=塾という形で変化してゆく。フランスでバシュリエという画家が、1766年にデッサンの無料アトリエを開いたことから、アトリエを教育の場とみなす考えがヨーロッパ中に広まりった。著名な芸術家たちは初めは自らの私的仕事場で、後にはそれと全く別個に塾としてのアトリエを開いた。
(インターネット記事より一部抜粋)

地元にゆかりのある手作り作家やアーティスト、クリエイター同士がのびのびと交流し、活動できるスペースとして、ご利用いただけるようにセッティングしております。

互いの作品に刺激をもらったり、アドバイスや技術の共有、コラボレーション、など、フレンドリーでフェアな関係を持ちつつ、互いを尊重し、アートを広く楽しんでいただけるようなコミュニティに育っていけたらと思います。

バザール

バザールとは、元来はペルシャ語で、インドや中東諸国の活気ある市場のこと。転じて、雑多な商品を販売する小さな店を集合した常設市や、百貨店や自動車販売店などが行なっている活気のある演出をした大売出しのことをいう。

今日ではさまざまな意味で用いられるが、もとはイスラム文化圏特有の市場(いちば)をさすことばであった。アラビア語ではスークという。屋根のある狭い通りの両側に商店や職人の工房が並ぶ百貨市場である。モスクの近くに所在し、イスラム教布教のための宗教活動との関係が深いものであった。普通、同一業種で一つのバザールをつくるが、パン屋、肉屋、飲み物屋などはどのバザールにも店を開くことができた。このような伝統的なバザールはしだいに姿を消しつつある。この語がヨーロッパに移って、種々の品を扱う店、百貨店、商店街と意味が広がった。バザールが転じた英語のバザーbazar, bazaarは、前述のような本来の意味のほか、雑貨市、百貨店の特売場、慈善市などをさす。日本語のバザーは慈善市をさすことが多かったが、慈善の意味はしだいに薄れ、社会・公共事業団体、学校、地域住民組織などが品物を持ち寄って即売し、収益をそれらの運営資金にする行事をさすことが多くなった。
(インターネット記事より一部抜粋)

作家とファン、地元の人と旅行者、などが、制作物や価値観、好きなことを共有し、交換するバザール。オカネとモノだけの交換にとどまらず、たのしい気持ち、さみしい気持ち、かなしい気持ち、あかるい気持ち、など、心と心の交換もしていけるスペースになったらいいなと夢見ております。

いまのところ、「3」のつく日に、バザールを開催したいと思っています。お友達の手作り作家さんなども巻き込んで、のびのびと交流したいなと思います。お買い物やワークショップ、ちょっとした軽食やドリンクもたのしみながら。具体的なスケジュールなどは、トップページのおしらせ、または SNS にて配信予定です。